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長谷部 アギーレ氏監督就任なら代表“落選”危機
2014年07月18日 16時00分

笑顔でドイツへ出発した長谷部だが…

笑顔でドイツへ出発した長谷部だが…

 サッカーW杯ブラジル大会で日本代表の主将を務めたMF長谷部誠(30=Eフランクフルト)が、新シーズンに向けて大ピンチを迎えている。日本代表の新監督が指揮を執ることが濃厚な9月の親善試合(5日・札幌、9日・横浜)では“落選”の危機にあるという。ザックジャパンでは不動の中心メンバーだった長谷部だが、いったい何が起こっているのか。

 

 今季からEフランクフルトに加入する長谷部は16日、チームに合流するためドイツに出発した。日本で過ごしたオフ中は、W杯をほぼ全試合、テレビ観戦。ドイツの優勝を見て「勝ちたいという強い気持ちがプレーから伝わってくる。気迫というものが自分たちには足りなかったのかなと思う」と感じた。

 

 さらに、改めて日本代表主将の座を若手に譲る考えを示し、今後の代表活動についても「もちろん、誰もが目指す特別なところ。まずはチームで頑張って、選ばれてから考えたい」と慎重な口ぶり。まるで、置かれた状況を察知しているかのようだった。

 

 実際、長谷部の現状は厳しい。元J1監督が指摘する。「W杯は(アルベルト)ザッケローニ監督の信頼があったから、負傷明けでコンディションが良くなくても試合に使われた部分があったと思う。このままだと、9月は呼ばれない可能性もあるね」

 

 主将として前監督のザッケローニ氏(61)が指揮する日本代表をけん引。長谷部はエースのFW本田圭佑(28=ACミラン)と並び、ザックジャパンの申し子と言える存在だった。2013―14シーズンに右ヒザを手術して長期離脱しW杯直前に負傷を抱えていたが、ブラジル大会1次リーグは3試合とも先発出場を果たした。

 

 だが、ザッケローニ氏による“特別待遇”がなくなることで、代表入りはどうなるかわからなくなった。特に新監督就任が濃厚なメキシコ出身の指導者ハビエル・アギーレ氏(55)は「ロンドン五輪世代を多くメンバーに入れると思う」(前出の元J1監督)と見られている。同じ守備的MFのポジションはMF山口蛍(23=C大阪)らが中心になることが確実だからだ。

 

 長谷部も「自分で限界を作らず、いくらでもうまくなれるという強い思いを持ってやっていきたい」とさらなる進化を誓っているが…。ブラジルが“花道”となってしまうのか? 代表への道のりは険しそうだ。


 

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