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スイス移籍の柿谷“バーゼルへの道はバイエルンへと通ず”
2014年07月17日 16時00分

チームメイトに胴上げされる柿谷

チームメイトに胴上げされる柿谷

 すぐに欧州ビッグクラブへ? スイス1部リーグ・バーゼルへ移籍するJ1C大阪の日本代表FW柿谷曜一朗(24)が国内ラストゲームとなる川崎戦(15日)に途中出場し、試合後には壮行セレモニーが行われた。

 

 若きストライカーはいよいよ海外に挑戦するが、W杯でブレークした“あの選手”のおかげで、すでにドイツの強豪クラブへの道が開かれているという。

 

 セレモニーでは涙で声を詰まらせながら「正直すごく悩みました。たくさんのサポーターやチームメートに本当に温かく見守ってもらい、ありがとうございました」とあいさつし、ファンやサポーターに別れを告げた。セレモニーを終えると、表情を引き締め「もうバーゼルの選手なんでね。一刻も早くなじんで活躍できるようにしたい」と新天地での飛躍を誓った。

 

 海外挑戦の第一歩としてあえて欧州主要リーグではなく、出場機会が確保できるスイスリーグを選択。バーゼルからさらなるステップアップを狙うが、その決断は早くも吉と出ている。

 

 W杯出場選手を担当する代理人はこう分析。「W杯でシャキリが大活躍したことで出身のバーゼルも注目を集めている。今季は欧州の強豪クラブからスカウトが足を運ぶ回数も増えることは間違いない。もともとドイツとのルートは強いクラブだし、そのあたりなら結果を出せばすぐに行くことになるんじゃないか」

 

 スイスのFWシェルダン・シャキリ(22=バイエルン・ミュンヘン)は抜群のスピードとドリブル、高い決定力を武器に3ゴールを挙げ、今回のW杯でブレーク。古巣のバーゼルの評価もうなぎ上りで、所属する若手有望株には注目が集まっている。国内リーグ戦や欧州チャンピオンズリーグで良いプレーを見せれば、すぐに声がかかる土壌が整っているのだ。

 

 しかも、バーゼルはドイツの強豪クラブとのネットワークが強固。特にシャキリが移籍したバイエルンとはフロント同士の親交が深く、ホットラインもある。W杯優勝で今一番勢いのあるドイツの最強チームから、一気に引き抜かれる可能性も十分なのだ。

 

 4年後へ向け、世界に飛び立つ柿谷の挑戦に注目だ。

 

 ☆FCバーゼル=1893年創設。国内リーグ戦優勝17回を誇り、昨季5連覇を達成。カップ戦優勝も11回を誇る。15シーズン連続で欧州カップ戦に出場中で、昨季は欧州CLで1次リーグ敗退後、欧州リーグで8強入り。過去には元日本代表DF中田浩二も2006年から2シーズン所属。本拠地はザンクト・ヤコブ・パルク(収容3万8512人)。監督は今季から元ポルトガル代表MFパウロ・ソウザ氏(43)。


 

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