新型コロナウイルス禍で来年夏に延期した東京五輪の開幕1年前となった23日、東京スカイツリー(東京・墨田区)に特別ライティングとレザーマッピングが施された。

 この企画は大会組織委員会と東武タワースカイツリー株式会社(本社・東京・墨田区)による共同プロジェクト。〝お色直し〟は2部構成となり、午後6時45分~8時はコロナ対策に従事する医療関係者への敬意と感謝が込められ、地球をイメージした青色の特別ライティング。さらに「TOGETHER WE CAN ALL WIN!」のレザーマッピングが実施された。

 来年の開会式開始時刻にあたる午後8時からは、全アスリートへのエールと大会の再スタートを表現して五輪シンボルカラー(青、黄、黒、緑、赤)のライティングに変化。また、同時刻に国立競技場(東京・新宿区)で発信された1年前特別メッセージとともに「東京2020オリンピックまで、あと1年!」のレザーマッピングが披露された。24日以降も同ライティングとレザーマッピングが随時、表示される。

 なお、大会組織委は22日に東武タワースカイツリー株式会社とオフィシャルサポーター契約を締結したことを発表。契約内容は「東京スカイツリーの電波塔および展望台の運営・管理」となっている。