トランポリン外村哲也が現役引退 北京五輪4位

2020年06月29日 17時19分

 日本体操協会は29日、2008年北京五輪男子トランポリン4位の外村哲也(35=アムスインターナショナル)が今月末をもって現役引退することを発表した。

 協会へ引退届を提出した外村は来年夏には36歳。ここ数年は体を酷使したため疲労の蓄積が影響し、痛みが頻発。「もう長く競技人生を続けることはできない」と悟った外村は2020年東京五輪で区切りをつけることを決意。「何とか競技力向上を目指してまいりました」と今年夏に照準を絞ってきた。
 
 しかし、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で五輪が延期。「現状、心技体ギリギリで競技を行っていて、加えてこのコロナ渦で競技環境を整えて、今からもう1年現役延長することは極めて困難と判断し、引退を決意しました」と理由を語る。

 日本協会は「外村選手のトランポリン競技の普及への貢献、並びに、国際大会での数々の実績をたたえるとともに、今後も競技に携わっていただくことを期待し、新たな活躍を祈念しております」とコメントした。

 五輪史上初の延期をプラスにとらえる若手アスリートもいるが、今大会にピークを合わせてきたベテランには厳しい現実と言える。