日本クレー射撃協会は26日、都内で理事会を開き、1年延期になった東京五輪の出場権を手にしていたトラップ女子の中山由起枝(41=日立建機)ら4選手の権利を維持することを決めた。

 代表に内定していたのは中山の他にトラップ男子の大山重隆(38=大山商事)、スキート男子の井川寛之(31=モダンビル管理)、スキート女子の石原奈央子(45=古峯神社)。

 4選手は協会を通じて「この状況の中、私たち4人は東京五輪の日本代表内定の追認をいただけたことに、改めて感謝の気持ちと身の引き締まる思いでおります。1年後となった2021年の東京五輪で、私たちは世界で一緒に戦ってきた各国の仲間(選手)たちと再会を果たし、笑顔で迎えられることができるよう、一日一日を大切に『今』できることをしていきたいと思っています」とコメントした。