【東京五輪】大会組織委は簡素化に伴う観客減プランを否定「現時点で検討はしていない」

2020年06月04日 19時28分

 1年延期した東京五輪のコスト削減対策として“簡素化開催”するプランが浮上する中、大会組織委員会の高谷正哲スポークスパーソン(41)は4日に会見を行い、一部報道による「観客減」案について「現時点で具体的に検討はしていない」と否定した。

 この日、複数メディアは簡素化に伴う具体案として「全観客にPCR検査を施す対策」「屋内施設の観客を制限する案」を報じた。これに対して高谷氏は「チケットの購入者がご心配されているといけないと思い、今日はとにかく1点、明示的にお伝えしたかった」とした上で「そもそも座席、会場のレイアウトなどは絶えず検討が進むもの。なかなか確定的なことがすぐに言えない。そういう意味で(席数が)減るとか、そういったことをこのタイミングで論じることは適切かどうか」と話し、現時点では検討の対象になっていないことを明かした。

 また、新型コロナウイルス対策については「来年の状況が今よりもクリアになる秋以降に深い議論ができるようになる」と話した。観客数が制限されるプランをあくまで「現時点で」と前置きして否定したものの、もちろん今後の状況によって事態は無限に変化する。そこは高谷氏も「(観客数が)3分の1になるかなど、いろんな仮定が世の中に存在する」と展望している。

 いずれにせよ、すべてはコロナ次第。あらゆるものごとが確定的になるのは、まだまだ先のようだ。