田中理恵は〝体重監督〟

2012年06月25日 12時00分

 ロンドン五輪体操女子代表の田中理恵(25=日体大研究員、写真右)が〝現場監督〟を任された。

 

 体操女子は五輪に向けた強化合宿が2回目に突入。急ピッチで総仕上げを行う中、塚原千恵子監督(64)には頭の痛い問題が続いている。それは鶴見虹子(19=日体大、写真左)の体重調整だ。

 

「鶴見が太っているのよね。以前のキレがない。蹴上がりが上がらなくなっている。太る体質の美濃部(ゆう)は我慢しているのに…」

 

 今回の合宿でも代表として2度の食事指導を実施したが、食習慣を変えるのはなかなか難しい。そこで塚原監督が頼みにしているのが理恵だというのだ。

 

 理恵はウエートコントロールに成功し、5月の代表最終選考会・NHK杯を制覇。現在も貧血を防ぐため、積極的にひじきやホウレンソウを摂取するなど「食」への意識も高い。鶴見は日体大の後輩にあたるだけに「引っ張っていってほしい」と考えているわけだ。

 

 理恵も監督の意向を十分に理解。都内で行われた公開練習でも「鶴見選手とは日体大の先輩と後輩。体操についてよくないと思ったことは注意する」と断言。主将の理恵が鶴見の〝お目付け役〟となって、団体での決勝進出を狙う。