練習拠点の使用解禁 内村と白井の合同練習はいつ?

2020年05月26日 16時40分

2019年2月、味の素NTCで練習する内村と白井(左)

【どうなる?東京五輪・パラリンピック(48)】完全な再スタートはまだ先のようだ。トップ選手の練習拠点となる東京・北区の「味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)」および「国立スポーツ科学センター」は緊急事態宣言の全面解除を受け、屋内施設も使用解禁となった。ただ、安倍晋三首相(65)が「段階的に」と話したように、以前の状態にすぐ戻れるわけではない。

 施設を管理する日本スポーツ振興センター(JSC)の指針では宣言(第1段階)解除後も「引き続き警戒が必要な時期」として第2~4段階が設けられた。第2段階では限定された利用者による個人利用で設備や機器の共有はNG。第3段階で選手、スタッフが一定の距離を保持した上で2~10人のチーム利用が可能となり、第4段階で接触ありの対人トレーニングがOKとなる。

 各段階は2週間程度とされ、感染の可能性が限りなくゼロに近いと判断されると次の段階に進める。仮に感染者が出たら中止、振り出し(第1段階)に戻る。第4段階で無事が確認されれば最終段階に進み、ようやく通常練習ができるわけだ。

 この指針をベースに各競技団体は再開へのガイドラインを作成中。日本体操協会では「どういう具合に再開させるかの叩き台をつくっている。まずは対策室で議論し、常務理事会か理事会にはかって承認を得て(管理者に)提出。いつから使えるかは協会では決められない」とし、最終的に日本オリンピック委員会(JOC)の使用許可が必要になるという。

 体操個人総合で五輪2連覇の内村航平(31=リンガーハット)、白井健三(23=日体大大学院)が一緒に練習する光景は当分の間は見られないだろう。体操は接触プレーこそないが、代表合宿では平行棒、つり輪、あん馬などの器具を全選手が共有する。感染防止策の徹底は大きな課題となりそうだ。