
アイスホッケー女子日本代表・スマイルジャパンの坂上智子(29)が就職効果で“新兵器”をゲットした。
6年間、ピザハットで出前のアルバイト(時給810円)をしながら競技生活を続けてきた坂上は、今月1日からダイナックスの社員になった。これまで「防具も壊れたまま使っていた」状況だったが環境が一変。経済的不安は解消され、練習に打ち込めるようになった。
早速、坂上はスケート靴を最新モデルに変更。値段は「6万円ちょっと」と高価だが、従来のものより軽量化され、米国遠征に持参した。「全然違います。今まで以上に足を動かして相手からパックを取り返せたらいい」とプレーが待ちきれない様子だ。
笑顔軍団を代表する苦労人は、2018年平昌五輪は考えず、ソチ五輪での完全燃焼を誓う。