ディーン元気〝フジテレビ取材拒否〟

2012年06月23日 12時00分

 ロンドン五輪陸上男子やり投げ代表のディーン元気(20=早大3年)が、埼玉・所沢で公開練習を行い、30社80人のメディアが大挙集結した。そんな中、なぜか姿がなかったのがフジテレビ。舞台裏では、大学側が同局の取材を拒否していることが判明した。

 

 問題が発生したのは日本陸連が五輪代表を発表した11日のこと。大学側が断っていたにもかかわらず、フジテレビがキャンパス内でディーンの代表決定に対する学生の反応を取材したのだという。

 

「キャンパス内での一般学生に対する取材は普段からお断りしているので、事前に申請はありましたが、今回もお断りしました。それでも、取材が行われ、実際に放送されたんです」(早稲田大学広報)。この一件が片付いていないことが、締め出しの原因だった。

 

 大学の敷地内だが、正門の外という微妙なエリアで取材が行われたためフジからは「『キャンパス内とは気付かなかった』と説明がありました」

 

 その後、抗議文と謝罪文のやりとりがあったが、大学側は「内容に納得していません」とディーンに限らず、問題が解決するまでフジの取材をNGとする方針だ。

 

 ディーンは父が英国人のハーフで、映画「アバター」の人気俳優サム・ワーシントン(35)似のイケメン。日本選手権では84メートル03の大会新記録で初優勝を飾り五輪代表を決めており、こうしたトラブルが発生するのも、突然人気者になったゆえのことだ。

 

 当のディーンは風邪による発熱で、取材には対応したものの、公開練習は軽めの調整だけで終了。「日本選手権の疲れが出たんだと思う。先月も風邪をひいたし、自分でもどうしたものか…」。取材拒否騒動が起きるほど一気に注目を集める立場となったことも、疲労につながっているのかもしれない。