東京五輪は来年7月23日開幕で合意 パラは8月24日

2020年03月30日 22時03分

 新型コロナウイルス感染拡大により1年延期が決まった東京五輪・パラリンピックを巡り、大会組織委員会の森喜朗会長(82)と国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(66)が30日午後6時から都内で電話会談を行い、五輪が来年7月23日~8月8日、パラリンピックが同8月24日~9月5日の日程で合意。その後のIOC理事会で承認された。

 会談には東京都の小池百合子知事(67)、橋本聖子五輪相(55)も同席。これによりIOC、国際パラリンピック委員会(IPC)、組織委、東京都、日本政府の主要5者の同意という形での決定となった。

 会談では日本側でまとめた7月23日開幕案を森会長がバッハ会長に提案し、承諾されたという。当初は「春開催」案も検討されていた中で「7・23開幕」に決めた理由について、森会長は「夏休みにかかった方が輸送面、ボランティア、内外のチケットホルダー(保有者)には望ましい」「コロナウイルスの状況を勘案すると、1年延期の夏開催が望ましい」と語った上で「夏は暑さや台風の可能性が高くなるが、これは2020年開催でも同様に想定されたことであり、暑さ対策や台風への備えは万全を期すべき」との考えを述べた。

 なお、武藤敏郎事務総長(76)は五輪新日程について来年7月22日に東京都議会選挙、8月15日が終戦記念日であることを挙げ、社会的な重要行事を避けたことも要因であることを明かした。