【バドミントン】全英初Vのフクヒロペア「みんなで日本を明るくしていけたら」

2020年03月17日 18時50分

帰国した広田(左)と福島

 バドミントンの全英オープン女子ダブルスで悲願の初Vを飾った“フクヒロペア”こと福島由紀(26)、広田彩花(25=ともにアメリカンベイプ岐阜)が17日、羽田空港に帰国した。

 念願の初タイトルを獲得した2人は金メダルを下げて到着ロビーに姿を見せた。この日は新型コロナウイルス感染防止のためマスク着用で取材に応じたが、その表情は喜びに満ちていた。

 福島が「いろんな状況の中で大会が開催され、その中で優勝を目標に一戦一戦、戦った結果が優勝につながってすごくうれしい」と笑顔を見せれば、広田は「レシーブからしっかり諦めずに一本一本、粘りながら、どこかで攻めに転じて自分たちの攻撃のパターンを出せたところは良かった」と勝因を口にした。

 これまで世界大会でコンスタントに活躍していたが、ビッグタイトルから遠ざかっていた。“シルバーコレクター”なるありがたくない異名を取っていたが「壁を一つ乗り越えられたところがうれしかった」(福島)、「悔しい思いをしていたので、そこを越えられたというのはすごく自信になった」(広田)と大きな収穫を得た。

 女子ダブルスの五輪選考レースは大激戦だが、フクヒロの出場権獲得は決定的。しかし、新型コロナの影響で4月12日までワールドツアーは中断され、東京五輪も延期の可能性が浮上するなど不透明な状況が続く。

 そんな中、応援するファンに向けて福島が「いろいろ大変な時期だと思うんですけど、今回試合ができて自分たちはすごくうれしかった。少しでも元気づけられたらいいなと思いますし、一緒に頑張っていきたい」と言えば、広田も「ファンの皆さんがいるので自分たちも頑張れます。今後は自分たちも頑張り、みんなで日本を明るくしていけたらと思います」と前向きに語った。