【 バドミントン全英OP】男子・遠藤、渡辺組 歴史的初優勝の快挙

2020年03月16日 16時40分

勝利の瞬間、遠藤(手前)と渡辺は抱き合って喜びを爆発させた(ロイター)

【英国・バーミンガム15日(日本時間16日)発】今年で110回目を数える伝統の大会で日本勢がアベックVの快挙だ。バドミントンの全英オープン最終日、男子ダブルスで世界ランキング6位の遠藤大由(33)、渡辺勇大(22=日本ユニシス)組がこの種目で日本勢初優勝を飾った。

 世界ランキング1位のマルクスフェルナルディ・ギデオン、ケビンサンジャヤ・スカムルヨ組(インドネシア)を2―1で破ると遠藤は両手で顔を覆い、渡辺はコートの上で大の字になった。

 世界選手権よりも古くからの伝統を誇る大会で、男子ダブルス日本勢初優勝。遠藤は、リオデジャネイロ五輪までペアを組んだ早川と挑んだ2013、14、16年大会決勝で涙をのんでいただけに「説明できないくらいうれしかった」と“4度目の正直”に感無量の表情を浮かべた。試合は今大会前まで5連勝中だった世界最強のペアと一進一退の攻防を繰り広げた。堅いレシーブを軸に攻撃力のある相手に対抗。最終ゲームは15―11から追い付かれ、18―19と窮地に立たされたが、そこから3連続得点で歓喜を手繰り寄せた。

 遠藤は、2年前に混合ダブルスを制した渡辺の度胸に助けられたという。「過去に(早川)賢一と組んだ経験、それに勇大の優勝経験も組み合わさって勝つことができた感じはすごくする」と感謝した。ペア結成4年目でビッグタイトルをつかんだ2人は「本当にこの大会は特別。やっと優勝することができて本当にうれしく思う。これをいい自信にしたい」(遠藤)。「世界ランキング1、2位のペアにぶつかって勝って優勝できたのはすごく財産。ワンチャンスをつかんだなという気持ち。僕らに自信をつけさせてくれる一戦になった。この大会で得られたものがかなりたくさんあった」と、東京五輪への期待が高まる快挙に充実感を漂わせた。