日本オリンピック委員会(JOC)は21日、都内で日本代表選手団オフィシャルスポーツウエアの発表会を行った。

 この日は各競技団体で東京五輪出場が内定している多数のアスリートが登場。柔道女子78キロ超級の素根輝(19=環太平洋大)、昨年11月のトランポリン世界選手権で金メダルを獲得した森ひかる(20=金沢学院大クラブ)、五輪マラソン男子日本代表の服部勇馬(26=トヨタ自動車)、五輪陸上男子50キロ競歩代表の鈴木雄介(32=富士通)、五輪新競技のスポーツクライミング代表の楢崎智亜(23=TEAM au)ら夢舞台へ挑むアスリートたちは、大会ゴールドパートナー「アシックス」の真新しいオフィシャルウエアに袖を通した。

 ウエアは朝日が昇る力強さをイメージした「サンライズレッド」。日本選手団の存在感を際立たせ、日本代表の誇りを感じられる鮮やかな色が採用された。着脱がスムーズな機能など様々な工夫がなされており、実際に試着した森は「ファスナーを一気に下げることができます!」と笑顔で実演してみせた。大きな“武器”を得た素根は「五輪本番までしっかり準備して、金メダルを獲得できるよう頑張ります」と意気込みを語った。

 日本選手団は選手村や表彰式などで着用することになる。