【競歩】高橋英輝 誤表示で後味の悪い結末に

2020年02月17日 16時40分

 競歩・日本選手権20キロ男子で6連覇を狙った高橋英輝(27=富士通)に対して、審判員が歩型違反の警告回数を誤って表示するというミスがあった。

 20キロ競歩では3回反則を取られると、2分間待機の罰則を受ける。選手はレース中にボードで警告回数を確認するが、高橋は4キロ通過時点で1回目の警告がつき、8キロ過ぎに2回目が表示された。ところが、これが実際は取られていなかった。15キロ過ぎに受けた警告でこのミスが発覚し、8キロ時の警告は取り消された。だが18キロ過ぎにも反則を取られて待機罰則を受けた結果、高橋は3位フィニッシュ。今大会での東京五輪代表入りはならなかった。

 誤表示で心理的な影響を受けた可能性もあり、競技規則担当者は「高橋選手には大変申し訳ない。今後は確認を徹底する」と謝罪した。高橋は「勝敗とは関係ない。自分がダメでした」と言い訳しなかったが、何とも後味の悪い結末となった。