【ボルダリング】五輪代表・野口啓代 苦い経験思い出し「カキ食べない」

2020年02月07日 19時33分

前日会見に出席した野口(左)と楢崎智亜

 スポーツクライミングのボルダリングジャパンカップ(BJC、8日開幕)の前日会見が7日、都内の駒沢オリンピック公園屋内球技場で開かれ、東京五輪女子代表の野口啓代(30=TEAM au)が過去に苦しめられた“敵”を明かした。

 今回で15回目となる同大会を“皆勤中”の野口は「最後のBJC」と位置づけており「いつも(大会前の)1月はきつい、しんどいことが多い。今年は楽しく練習をして大会期間中もプレッシャーを感じずに楽しく登りたい」と意気込みを語った。

 そんな野口にとって忘れらないのが第10回大会だという。初代女王となってから9連覇を達成し、節目となる優勝回数を狙って臨むはずだったが「少し前にノロウイルスで練習できずに、すごく体重が落ちたり、練習が全然できなくて10連覇を逃した。それが一番の苦い思い出」と思わぬところで足元をすくわれた。その経験から「大会前はカキを食べないようにしている(笑い)」

 一方で五輪に向けて新たな調整方法を試みている。一般的に「登る量を減らして大会に臨むことが多い」という野口だが、今回は「あえて普通にトレーニングをしている」。当然、自身のピークを本番に合わせることが目的ながら「そのほうが良かったら、今後も大会2~3日前もがっつりトレーニングしてから大会に出ようかな」と守りに入るつもりはなさそうだ。

「やっぱり最後は優勝して終わりたいし、今までよりもいい内容にしたい」と野口。2年ぶり12度目の頂点を目指す。