山下JOC会長「必ず達成」目標の金30個 海外の日本獲得メダル予想でカギ握るあの国

2020年01月24日 16時30分

山下泰裕JOC会長

 東京五輪で史上最多の金メダル30個を目標に掲げている日本オリンピック委員会(JOC)。過去最多は1964年東京大会と2004年アテネ大会の16個で、前回リオ大会は12個(6位)だった。既に公表されている海外のメダル予想を見てみると――。

 米データ専門会社「グレースノート」はズバリ30個。49個の米国、41個の中国に次ぐ3位としたが、この発表は昨年11月時点で、24個で4位としたロシアがその後ドーピング問題で国としての参加が困難になり、個人参加もできなければ日本は3個の上積みが見込めるとの数字も示した。目標を「必ず達成する」と発言している山下泰裕JOC会長ら日本のスポーツ関係者にとっては、後押しになる数字だ。

 だが、日本の30個以上を予想したウェブサイトは他にみられない。

 昨年6月発表の「ベストスポーツ」の22個(4位)を始め、「五輪メダル予測」(同8月)が18個(5位)、「トータリンピックス」(同12月)が17個(4位)。一方、スポーツを専門としない科学データ系のサイト(昨年7月発表)ではトップ10に入らず、金は1桁扱いとなっている。ただ、いずれもロシアの参加を前提としている。

 前出の「五輪メダル予測」では金メダル獲得種目も挙げており、日本勢は柔道で4個、陸上が男子競歩で2個、バドミントンで桃田賢斗の男子シングルスを含む2個、水泳は瀬戸大也が男子個人メドレー2冠、野球、テニス女子シングルスの大坂なおみ…。さらには世界選手権3連覇中で「全競技で最も金メダルに近い」とも言われる空手の形男子・喜友名諒も優勝候補と目される。

 五輪は国家間の競争ではなく、IOC(国際オリンピック委員会)は国別メダル数を公表していない。それでもメダル予想はいわば“定番”。国内では共同通信が金21、銀24、銅38の計83個という、リオで記録した最多総メダル数41個が倍増する予想を配信している。