桐生が国立新トラックでボルト氏と対決「楽しかった」

2019年12月21日 22時56分

ウサイン・ボルト氏(左)と桐生祥秀

 国立競技場のオープニングイベント(21日)のスポーツパートで、新トラックのこけら落としとして豪華リレー対決「ONE RACE」が開催され、陸上男子100メートルの前日本記録保持者・桐生祥秀(24=日本生命)と同世界記録保持者ウサイン・ボルト氏(33=ジャマイカ)の直接対決が実現した。

 世界各国から集まった24人のランナーが健常者、障害者、ジェンダーの垣根なく「RED」「ORANGE」「GREEN」「BLUE」の4組に分かれて200メートルずつ走り、リングバトンを受け渡していくレース。普段は一緒に走る機会がないだけに、パラ陸上の井谷俊介(24=SMBC日興証券)は「楽しかった」と満面の笑みを浮かべた。

 レースは、桐生がアンカーを務める「RED」が優勝。ボルトがアンカーで激走した「BLUE」は3位に終わったが、レース後に2人はハイタッチを交わすなど、終始和やかなムードだった。桐生は「来年の五輪のためのレースができた。また来年戻ってきて一緒に走りたい」と意気込んだ。

 国立の新トラックは、ゴム製で反発性が強い構造になっている。ボルト氏は「もちろん(好記録が出る)可能性はあると思います。いい記録が出ると信じています」と話しており、来夏の桐生の走りに注目だ。