【自転車競技W杯】男子スプリントで深谷が銀メダル、新田が銅メダル獲得

2019年12月08日 19時34分

左から深谷、ルディク、新田(More CADENCE提供)

【ニュージーランド・ケンブリッジ8日発】自転車競技の「2019―2020ワールドカップ第4戦」は8日、3日目を行い、男子スプリントで深谷知広(日本競輪選手会)が銀メダル、新田祐大(同)が銅メダルを獲得した。日本人選手のW杯同種目の銀メダルは初。また、女子オムニアムでは梶原悠未(筑波大学)が第3戦に続いて金メダルを獲得した。

 深谷は予選(200メートルタイムトライアル)を9秒609の日本新記録で2位通過。新田も9秒650の好タイムで4位通過。1位はマテウス・ルディク(ポーランド)の9秒527。

 続く準決で深谷は予選3位のネイサン・ハート(オーストラリア)を2本連勝で下し決勝へ。

 一方、新田はルディクに敗れ銅メダル決定戦へ。ここで深谷に敗れたハートを破り、W杯同種目自身初のメダルを手にした。

 決勝では新田を退け勝ち進んできたルディクと対戦した深谷。今年の第2戦、第3戦の銅メダル決定戦で勝利を収めていた相性のいい相手だけに金メダル獲得の期待が高まったが、惜しくも敗れ無念の涙をのんだ。

 梶原は1種目目のスクラッチから安定した走りを見せ、強豪相手に価値ある優勝を手にした。

深谷知広のコメント
「悔しい気持ちです。勝ち越していた相手だったので、自分のレースをするのが課題だったのですが、ちょっと今日は朝から落ち着きすぎている部分があった。レースでも考えてしまっていたので、悪い部分が出てしまいました。銀メダルで悔しい思いをするということは、しっかり成長できている証拠だとも思うので、次の世界選手権に向けてしっかりと練習したいです」

新田祐大のコメント
「ケイリンで負けて火が付いたという感じです。まだ2セットくらいいけます! 3位決定戦の相手は後半の伸びがあまりなかったので、僕の走りが最後に伸びたんだと思います。スプリントは戦えるだけ戦って、後は自己ベストを出すという気持ちだったのが良かったのかもしれません」

梶原悠未のコメント
「2連覇とか金メダルを取ったことではなく、バレンテ選手やベバレッジ選手たち、今までかなわなかった選手たちと一緒に戦って勝てたことがうれしいです。キツい練習をしてきて一段一段階段を上ってきて、やっとここまで来れたこと、それがうれしいです」