【自転車競技W杯】深谷知広が2大会連続銅メダル「まぐれではなかったことが証明できた」

2019年12月02日 16時47分

左から準優勝のホーフラント、優勝したラブレイセン、銅メダルの深谷知広(日本自転車連盟提供)

【香港・1日発】自転車競技の「2019―2020ワールドカップ第3戦」は1日、3日目を行い男子スプリントで深谷知広(日本競輪選手会)が第2戦(英国・グラスゴー)に続き銅メダルを獲得した。また、女子ケイリンでは今シーズンのW杯初戦に挑んだ小林優香(日本競輪選手会)が銅メダルを獲得。女子オムニアムの梶原悠未(筑波大学)は2017年12月のチリ大会以来となるW杯通算3勝目を飾った。

 深谷は予選の200メートルタイムトライアルを9秒726で4位に入り(1位は9秒513のジェフリー・ホーフラント=オランダ)、第2戦に続き1/16決勝をシード獲得で通過した。1/8決勝、1/4決勝をきっちり勝ち上がると、1/2決勝で予選タイム1位のホーフラントと対戦し惜敗。3―4位決定戦では第2戦と同じ対戦相手マテウス・ルディク(ポーランド)を2本連勝で下し、同種目2大会連続での銅メダル獲得となった。優勝はハリー・ラブレイセン(オランダ)で、準優勝はホーフラントだった。

 2020東京五輪ではケイリンでのメダル獲得に大きな期待がかかっているが、この2戦の深谷の活躍でスプリントでのメダル獲得の可能性が大きく示された。

 また、小林は堅実な走りで決勝に勝ち上がり優勝が期待されたが、内に詰まり仕掛けが遅れてしまう。直線踏み込んだものの3着が精一杯で銅メダル獲得となった。優勝は韓国のイ・ヘジンで、地元の英雄リー・ワイジーは5位に終わった。梶原は3種目までを2位でまとめると、最終種目のポイントレースでマリア・マルティンス(ポルトガル)の背中をとらえ優勝をつかんだ。

深谷知広のコメント
「前回よりもうれしい気持ちがあります。2大会連続のメダルなので、前回がまぐれではなかったことが証明できたと思います。この2連戦で世界トップの2人との力の差は感じたので、世界選手権までには埋めたいと思います。次はもっと良い色のメダルを目指して頑張りたいと思います」

小林優香のコメント
「悔しい気持ちが強いです。金メダルを狙っている中で、内側に詰まっての銅メダルになってしまったので悔しいです。レースの組み立てが課題に残っている中で、すぐ次のレースなので次は金メダルを狙いたいです」

梶原悠未のコメント
「最初の2種目が上手くいきませんでしたが、後半の2種目で盛り返せて良かったです。ここ数日はオムニアムの夢を見るほどオムニアムのことを考えていました。第2戦が終わってから持久力を鍛えてきたので、最後は自信を持って走れました」