【バドミントン全日本】プロ転向1年の奥原が優勝!「現状維持では世界に勝てない」

2019年12月01日 16時10分

優勝した奥原希望

 バドミントンの全日本総合選手権の女子シングルス決勝戦は1日、東京・駒沢体育館で行われ、世界ランキング3位の奥原希望(24=太陽HD)が大堀彩(23=トナミ運輸)を22―20、21―4で破り、3度目の優勝を達成した。

 昨年の大会では決勝でライバル・山口茜(22=再春館製薬所)に敗れ、その約3週間後に当時所属していた日本ユニシスを退社し、プロ転向することを発表。東京五輪を目標に環境を一変させる決意をした。

 しかし、ここまで海外では決勝で勝ち切れず、タイトルが取れていない。その現状と正面から向き合い、今年10月から自分の長所のフットワークを抜本的に見直した。「ただ練習するのではなく、世界のトップの選手をイメージした。変化は恐れない。現状維持では世界に勝てないので」。練習の「量」を調節しつつ、徹底的に「質」にこだわってきた。

 常に抱く「トップに立ちたい。エースでいたい」という思いが4年ぶりに実現。日本一となった奥原は「自分の判断は良かったんじゃないかと思う」とプロとしての歩みを振り返ると、直後に「でも東京五輪の結果がすべて」と言い添えた。

 最大の目標は五輪出場ではなく、そこで結果を出すこと。プロ化が成功だったか否か――。来年夏、首にかけられたメダルの色が答えとなる。