【バドミントン】桃田賢斗 ストレート勝ちでベスト4進出

2019年11月29日 11時52分

準決勝進出を決めた桃田

 バドミントンの全日本総合選手権大会4日目「男子シングルス」準々決勝が29日、東京・駒沢体育館で行われ、世界ランキング1位の桃田賢斗(25=NTT東日本)が中・高・社会人の後輩である古賀穂(23=NTT東日本)を2―0のストレートで下し、準決勝へコマを進めた。

「先輩として負けるわけにはいかない」――前日の取材で桃田は後輩に対して強い闘志を燃やしていた。

 序盤こそお互いに点を取り合ったが、中盤以降に桃田のスイッチが入った。得意のヘアピンでネット際の攻防に持ち込むと、世界ナンバーワンのテクニックで古賀を翻弄し、第1ゲームを先取した。

 第2ゲームでは、本来の粘り強く拾うバドミントンでラリーに持ち込むが桃田らしくないミスが目立ち、一時は6―5と1点差まで詰め寄られた。それでも、桃田は要所では左右に正確なショットを決め、危なげなく勝利を収めた。

 試合後、桃田は「世界の舞台はそんなに甘いところじゃないってところを見せつけられたと思います」と貫禄を示した。

 一方で「以前は点数が離れたら気持ちが切れていたが、今日は点数が離れていても、いつ追いつかれるか分からなかった」と褒めるシーンも見られ、後輩思いの一面ものぞかせた。

 次戦の対戦相手はまだ決まっていないが「(所属先の)NTT東日本はもう自分しか残っていないので、頑張りたい」と意気込んだ。