【自転車競技W杯】深谷知広が男子スプリントで自身初の銅メダル獲得 日本選手のメダルは14年ぶり

2019年11月10日 12時50分

銅メダルを獲得した深谷(右)と優勝したラブレイセン。左は準優勝のホーフラント(日本自転車競技連盟提供)

【英国・グラスゴー9日発】自転車競技の「2019―2020ワールドカップ第2戦」2日目、男子スプリントで深谷知広(日本競輪選手会)が銅メダルを獲得した。W杯同種目での日本選手のメダル獲得は2005年11月モスクワ大会で深谷の師匠・金子貴志(日本競輪選手会)が銅メダルを獲得して以来、14年ぶり。

 予選の200メートルタイムトライアルを9秒694の好タイムで4位スタート(1位は9秒535のハリー・ラブレイセン=オランダ)した深谷は、シード獲得で1/16決勝を通過。続く1/8決勝、1/4決勝をきっちり勝ち上がり、1/2決勝では、3月にポーランドで開催された世界選手権同種目の覇者・ラブレイセンと対決。

 ここで惜しくも敗れたが、3―4位決定戦でポーランドのマテウス・ルディクを撃破し、同種目自身初のメダル獲得となった。優勝はラブレイセンで、準優勝はジェフリー・ホーフラント(オランダ)だった。

 2020東京五輪出場に向けては、日本ナショナルチームとしてケイリン種目を重視する方針が示されており、深谷個人としては厳しい状況だったが、五輪とほぼ同レベルのメンバーでのメダル獲得となり新たな将来を切り開いた形だ。

深谷知広のコメント
「金子(貴志)さんがモスクワで取って以来のメダルということでうれしい。自分が五輪、自転車競技を目指すきっかけになった大会でもあったので。予選のタイム(9秒694、4位)は自分でもビックリするタイムで調子がいいかな、と。東京五輪出場には立場的に厳しい位置にいるけど、やれることをやって頑張りたい」