高梨沙羅ソチ金へ新師弟タッグ

2013年06月30日 16時00分

山田いずみコーチ(右)から指導をうける高梨沙羅

 スキージャンプ代表の合宿が、札幌・宮の森ジャンプ競技場(HS100メートル、K点90メートル)で始まり、高梨沙羅(16=クラレ)が“新師弟タッグ”を発進させた。

 

 憧れの人だった女子ジャンプのパイオニア・山田いずみ氏(34)が今季からコーチに就任し、28日に初合流。高梨は「長年女子ジャンプを引っ張ってきてくれた偉大な先輩なのでいろんな体験談とか聞いてみたい」と目を輝かせた。これまで男子しかいなかった指導体制で“紅一点”となる山田コーチの果たす役割は大きい。幼い子供のいる主婦だけに遠征など実際に指導できる日数は限られるが、以前から公私を問わず高梨のよき相談役となっている。小川孝博チーフコーチ(47)も「男性には言いづらいことがある。そういうことを引き出して、相談に乗ってもらえれば」と期待を込めた。

 

 ただ、指導者としては初陣。「選手寄りになり過ぎないようにはしてほしい。そこはしっかりと間を空けてやってもらえたらいい」(小川チーフコーチ)と注文もついたが、山田コーチはやる気十分。高梨に「(飛び出しの時)前に行き過ぎる」と改善点を指摘し“元祖女王”ぶりを発揮していた。

 

 なお、全日本スキー連盟はジャンプのソチ五輪代表を女子は最大4人、男子は5人まで選ぶことを決めた。