バンクーバー五輪銅メダリストの高橋大輔(33=関大KFSC)が26日、2020年1月からアイスダンスに転向すると公式サイトで発表した。競技会出場は12月の全日本選手権(東京・代々木体育館)が最後になる。

 高橋は「2020年1月から拠点をアメリカに移し、村元哉中選手とアイスダンスを始めることにしました!」と報告。「まさか、アイスダンスに挑戦する日が来るとは!」と自身でも驚きを表現した。同競技での五輪出場については「まだまだそこまで考える余裕はなく、体も作らなくてはいけませんし、やることがいっぱい過ぎて既に足がプルプル言ってます(笑)」としている。ただ、新たな世界に挑戦することに「これから始まる挑戦の先にある景色が村元選手と一緒に、そして皆さんと一緒に見られるのであれば、それは素敵ですよね!」とつづった。

 高橋は「男子シングルの山あり谷ありのジェットコースターみたいな僕のキャリアにお付き合いいただき有難うございました」と感謝し「2020年から新しいジェットコースターへ乗り継ぎますので、引き続きお楽しみいただければと思います!(笑)」と呼びかけた。

 高橋は来年1月に行われる「プリンスアイスワールド広島公演」にゲスト出演する。