〝爆腕プリンス〟梅野がサワーと〝ラストマッチ〟

2012年06月02日 18時00分

 シュートボクシング(SB)の〝爆腕プリンス〟梅野孝明(29)が3日の後楽園ホール大会で引退セレモニーを行うことになった。

 2007年にデビューした梅野は端正な顔立ちで注目を集め、09年には無敗のままスーパーウエルター級王座を獲得。倒すか、倒されるかの派手な特攻スタイルで常に会場を沸かせた。だが、トビー・イマダに敗れた10年のS―cup1回戦で頸椎を損傷。長期欠場を余儀なくされていたが、椎間板ヘルニアが回復せず、ついに引退を決断した。

 15戦13勝(7KO)2敗。何とも惜しいキャリアだが、梅野は「戦い方からして(早期引退の)覚悟はあった。思い切りやった結果なので悔いはない」とさばさばした表情を見せた。

 3日のセレモニーは功労者の梅野に対してシーザー武志SB会長が粋な計らいを用意した。梅野が一番戦いたかった相手、アンディ・サワーとのエキシビションマッチだ。

 参戦予定になかったサワーをオランダから緊急招集し、梅野VSサワー戦が31日、電撃決定。梅野は「トビーに勝ってればサワーと戦えた。こういう形ですけど、サワーとやれて本当に感謝している。仕掛けるかもしれませんよ」と完全燃焼を誓った。