松岡修造氏が語った中国のアツいエピソード“五輪は人の意識を変える!”

2019年06月13日 16時23分

プラスチック素材回収の協力を呼びかける松岡氏(左)と植草歩

 2020東京五輪・パラリンピック組織委員会が13日、都内で「~みんなの表彰台プロジェクト~」の合同記者発表会を開いた。

 使用済みのプラスチックごみや海洋プラスチックを回収し、東京五輪・パラリンピックの表彰台約100セットを製作することを目標に掲げたプロジェクト。19日から始まり、全国約2000店舗のイオングループに回収ボックスが設置され、約45トンのプラスチック素材が集まり次第終了する。

 出席したJOCスポーツ環境アンバサダーの松岡修造氏(51)は「今大会はみんなが参加する大会になってほしい。プラスチックごみのリサイクルに関わるのも一つの参加だと思う。自分の思いを表彰台に込めることができるので」と協力を呼びかけた。

 さらに、松岡氏は人々の意識を変える力が五輪にはあると話す。「08年の北京五輪前に中国に取材に行ったんです。2人が横断歩道で待っていた際、一人がごみを捨てたんです。そしたら、もう一人が『ごみを拾え、俺たちの国で五輪があるんだぞ。俺らが変わらなくてどうする』と言ったんです」と自身の経験を交えた“修造節”で説いた。

 組織委の森喜朗会長(81)は今大会を「スポーツを通じて持続可能な開発目標に貢献する大会のモデル」として位置づけ「国民一人ひとりがリサイクルの大切さを考える契機にしてほしい」と述べた。空手女子組手68キロ超級で日本のエース、植草歩(26)も「リサイクルされた表彰台の一番上に立ちたい。金メダルを取って、空手界、日本中を盛り上げたい」と力強く語った。

 松岡氏は「全員が心の表彰台に乗れるよう、本気で応援したい」と早くも腕まくり。世界的に話題となっているプラごみ問題の解決と東京五輪の成功を誓った。