【ジャンプ】葛西に新兵器 足元に新トレーニングシューズ

2019年06月12日 16時30分

葛西はイベントで、新シューズを履いてトレーニング方法をレクチャー

 史上最多8度の冬季五輪出場を誇るスキージャンプ男子の“レジェンド”葛西紀明(47=土屋ホーム)が11日、新たな武器をゲットした。

 この日、都内で行われたミズノの新製品トレーニングシューズ「TC―01」の記者発表会に出席。長らくバックアップを受ける同社が開発した足裏の感度を高める新シューズを試すと「質の高いトレーニングができる。このシューズなら今までより足裏の感覚が伝わる」と、スキージャンパーの生命線と言える足元を支える新アイテムに好感触を得た。

 葛西といえば、冬季五輪最年長スキージャンプメダリスト(41歳256日)など5つのギネス記録を持つレジェントだ。47歳で現役として活躍しているが、その土台は若いころの過酷なトレーニングによって培われたといい、本紙にこんな過去を明かした。

「20、30代のころはとんでもない量のメニューをこなしました。1500メートルを3本、200メートルを10本、100メートルを10本、50メートルを10本くらい走っていたかな。血を吐くくらいやってましたよ」

 絶対的なトレーニング量が自信となり、30年以上の現役生活を支えている。その一方で「W杯に出て勝つのはもちろんだが、小林陵侑(22=土屋ホーム)に負けたくないです」と、W杯ジャンプ男子で日本人初の個人総合優勝を果たした愛弟子に対しても、闘志を燃やす。

 今後は24日から7月14日までスロベニアで合宿の予定。2022年北京五輪で9度目の五輪出場へ向け、レジェンドの挑戦は続く。