スノボ銀メダルの平野歩夢 スケボー日本選手権で決勝進出

2019年05月11日 18時47分

決勝進出を決めた平野

“二刀流”の挑戦は上々の滑り出しとなった。2020年東京五輪の追加競技として採用されたスケートボードの日本選手権2日目(11日、新潟・村上市スケートパーク)、パーク男子準決勝は、スノーボード・ハーフパイプで五輪2大会連続銀メダリストの平野歩夢(20=木下グループ)が68・7点で1位。12日の決勝に駒を進めた。

 40秒のランを3本披露する準決勝でスピード、高さだけでなく難易度の高いトリックを次々に成功。2本目こそミスがあったものの、納得の内容でトップに立ち「1本目は自分の中でやろうと思っていたことが決まったので、2、3本目は決勝のための練習みたいな感覚で滑ることができた」。

 今大会は平野の地元でもある新潟・村上市での開催。同施設は先月27日にオープンしたばかりで「ここのパークができて早々に大会が行われることで、地元の大きなアピールになるし、大会が終わっても盛り上がってくれたり、練習をしに来てくれたら」と笑みを見せた。実際に会場には多くのファンが訪れ、2階の立ち見エリアは埋め尽くされた。

 3月の日本オープンで3位と好成績を収めており、今大会で上位に入れば強化選手に選出され、来年の五輪出場に向けて海外ツアー等の選考レースに挑むことになる。

「本番は今日よりも明日(12日)。自分ができることを全力でやりたい」。ボードのスペシャリストが頂点を目指す。