ロナウド2世日本で格闘家デビューも

2013年05月05日 11時00分

 元ブラジル代表FWで怪物と呼ばれたロナウド氏(36)の息子ロナウジくん(13)が総合格闘家として“日本デビュー”する可能性が出てきた。ブラジル紙など各種報道によると、ロナウジくんは現在、総合格闘家を目指し、柔術に取り組み始めたという。すでにスポンサー契約も締結するなど、ブラジルでも大きな話題を集めている中、日本で格闘技イベント「DEEP」を主催する佐伯繁代表(43)が“ロナウド2世”に熱視線を送った。

 ロナウジくんは、3度の結婚と離婚を繰り返したロナウド氏の最初の夫人、元ブラジル女子代表のエースFWミレーネ・ドミンゲスさん(33)との間に生まれた。ミレーネさんはイタリアやスペインでもプレーした女子サッカーの名選手で、リフティングの女子世界チャンピオンとしても知られる。そんな2人のアスリートの血を引き継いだのがロナウジくんだ。

 ブラジル紙「フォーリャ・デ・サンパウロ」など各種報道によると、ロナウジくんはサッカーへの関心も示しながらも柔術に取り組み始め、最近ではムエタイの練習も開始した。まだ本格的に始めたばかりとあって、柔術では白帯ながら、すでに非凡な才能を発揮。プロ格闘家になることも夢ではないという。

 その一方で、父ロナウド氏も格闘界に進出していた。2011年の現役引退後、スポーツマネジメント会社「9INE」を立ち上げ、サッカー選手ばかりではなく、格闘家とも契約。現UFC世界ミドル級王者のアンデウソン・シウバ(38)を支援する。またロナウド自身も格闘家としてデビューすることを短文投稿サイト「ツイッター」で宣言し、自らトレーニングする姿まで披露。意外な縁で親子は結ばれていたわけだ。

 そんなロナウジくんには、早くもスポンサーが付いた。格闘技ファッションメーカーの「ナジャ(NAJA)」はその才能を高く評価し、3月に契約を締結した。まだ13歳ながらブラジル全土から注目を集める存在となったわけだが、総合格闘技発祥の地である日本でも“2世”に熱視線を送っていた。

 格闘技イベント「DEEP」を主宰する佐伯代表は「彼のような選手はウチの得意分野。ブラジルでは15~16歳でデビューする選手もいます。プロを目指すのであればいくらでも協力したい。舞台は用意します」と話し、日本でのプロデビュー戦実現に向けて動き出す方針を明かした。

 DEEPといえば超大作映画「スター・ウォーズ」を手がけたハリウッドの巨匠ジョージ・ルーカス(68)監督の愛娘アマンダ・ルーカス(31)を日本マットでデビューさせた実績がある。実力を伴う選手しかリングには上げないことで知られるだけに、ロナウジくんの潜在能力を認めている証しだろう。

 実父ロナウド氏はブラジルが優勝した02年日韓W杯で“大五郎カット”を披露し、日本のファンにも親しまれた。その息子となれば、話題性でも注目を集めることは確実。しかもトップアスリートの息子として高い身体能力を受け継いでいることからも「日本格闘界の起爆剤になる」(同代表)と期待は大きい。

 ロナウジくん自身は「15歳になったら進路を決めたい」としており、プロ格闘家になるかはまだ思案中。ただブラジル国内ではすでに格闘家として注目を集めており“ロナウド2世”は芝生のピッチではなく、リング上で躍動することになりそうだ。