【ジャンプ】高梨沙羅 総合4位「それなりの結果より表彰台の一番上へ」

2019年03月27日 16時30分

今季を振り返った高梨

 ノルディックスキーのW杯ジャンプ女子で今季の全日程を終えた高梨沙羅(22=クラレ)が26日、羽田空港に帰国した。

 これまで4度の個人総合優勝を経験している高梨が「想像以上に苦しいシーズンだった」と今季は1勝にとどまり、総合4位でフィニッシュ。技術、メンタルの両面で思い悩み、競技人生で最も精神的に追い込まれたというソチ五輪後に次いで「今季は今までで2番目くらいにきつかった」と振り返った。

 それでも悲観しているわけではなく「いろんなことを試しながら引き出しは増えてきたと実感している。今後の糧になるシーズンだったと思う」。これはあくまで2022年北京五輪に照準を合わせた“ジャンプ改造”の途上段階だからだ。

「世界のレベルは上がってきていて、このままでは通用しないというか、それなりの結果にしかならないと感じていた」。特に銅メダルを獲得した平昌五輪を終え、強く意識したようで「それなりの結果よりも表彰台の一番上に立ちたいという気持ちが強く、挑戦したいと思った」と明かした。

 ゲートに合わせた滑りからテークオフ、空中での姿勢と手探り状態が続くが「試すのは決めたこと。(結果が出ていたときのジャンプに)戻すことは考えていない」と退路を断った。1~2年の長期プランで進化した姿を手に入れるつもりだ。