丸山茂樹が五輪組織委・室伏広治理事と対談

2019年03月13日 00時38分

左から丸山茂樹、室伏広治氏

 全米ゴルフ協会(USGA)が12日、都内のホテルでシンポジウムを開催。東京五輪で男子ゴルフ日本代表のコーチを務める丸山茂樹(49=セガサミーHD)とトークショーを行った東京オリンピック組織委員会の室伏広治理事(44)は「もちろんゴルフは(活躍を)期待する種目です」と語った。

 米国在住だった小学生の時に「友達に誘われてパブリックのゴルフ場に行ったことはあります」と話した室伏氏。ドライバーの飛距離を聞かれると「ドライバーそのものを飛ばす距離のことですか?」と冗談で返し「あまり回数をやったことがないので飛距離とかは分からないですけど、スコアは100を切るぐらいです」と明かした。

 その上で東京五輪のゴルフについて「ぜひトップ選手が出てほしい。日本の選手が活躍すれば、競技人口が倍増することにもなると思う」。ヒーローあるいはヒロインの登場で「その次の世代の有望選手」誕生につながると期待した。

 その一方で少子化の影響もあり、スポーツをやる子供そのものが減っていることへの危機感も明かした。

「今はどの競技団体もいい人材の取り合い。将来像を描けることを見せて、『楽しいな』と思わせない限りは(そのスポーツをやりに)きてくれない。プロモートの仕方、環境づくりが大事だと思います」

 こうした意見に丸山は「室伏さんぐらいポテンシャルのある人材を育てたい」と話した一方で「いい体格の人は皆、他の競技に持っていかれる」とも話した。

 ゴルフ以外の競技でも人材の取り合いとなっている中で、次の世代を担う子供や若年層にいかに「楽しい」と思わせて、本格的にやってもらうか、どんな将来像を見せられるか。ゴルフ業界は室伏氏の言葉に真摯に耳を傾ける必要がありそうだ。