来年の東京五輪で採用されているスケートボードの日本オープン・ストリート選手権が23日、東京・足立区のムラサキパーク東京で行われ、藤沢虹々可(ななか=17、ACT SB)が17・9点で優勝した。

 ストリートは、街にあるような坂道や手すりなどを模した直線的なセクション(構造物)を配したコースで、様々なトリックを繰り出す競技。「練習した成果が出たのかな。今までは恥をかかないような順位ならいいと思っていたけど、今日は1位を取りたいと思っていた」

 今大会の決勝は国内では初となるストリートリーグ方式を取り入れ、45秒のラン2本、一発技を競うベストトリック5本の計7本から上位得点4本の合計で争った。

 東京五輪もこの方式の採用が決まっており、女王となった藤沢は「初めてで本当に緊張しました。でも結構、冷静にできたのかなとは思います」と笑顔で語った。