【カーリング】マリリン 初著書で展開した実践的ビジネス論

2019年01月24日 16時30分

イベントに出席した本橋麻里

 ブームのままで終わらせない! カーリング女子のチーム「ロコ・ソラーレ」の本橋麻里(32)が23日、都内で初の著書「0から1をつくる」(講談社刊)の発売記念記者会見を行った。

 同書では、昨年の平昌五輪で日本史上初の銅メダルを獲得したカーリング女子チームを主将としてつくり上げていった実践的ビジネス論を展開。本橋は「“故郷から世界へ”というスローガンをかなえるということで、故郷をメインにストーリーが沿っています」と紹介した。

 日本中の感動を呼んだ平昌五輪から約1年。昨年末には流行語大賞も「そだねー」で受賞するなど“カー娘”フィーバーが湧き起こった。だが本橋は「カーリングを取り巻く環境が変わってきた部分と、まだまだだなという両面がある」という。

 どういうことか。「プレーを楽しむスタイルがみなさんの心に届いたのは一つのアクションだったかな」とした上で「4年に一度、ポッと盛り上がるのは五輪がスポーツの祭典だからこそ。でも選手村で『ここからなんだよね』ということを男女メンバー、みんなで話した」と告白した。

 五輪が終わると受け皿がなくなり、競技をやめる選手も多い。現状に歯がゆい思いを抱いており、「一番は選手の環境を良くすること。選手自身に選手として希望を持ってもらいたい」。地方チームをメダリストにした“マリリン”は、そのマネジメント術でカーリングを恒常的な人気競技に変えられるか。