サップが明かすK―1愛憎劇

2013年03月24日 11時00分

 ⅠGFのリングで活躍中の格闘家ボブ・サップ(38)が衝撃の告白だ。本紙のインタビューに応じたサップは、ギャラ未払いのためケンカ別れとなったK―1との愛憎劇の真相、熱愛の噂があったあの有名芸能人たちとの本当のカンケイを初めて明かした。さらに私“性”活の“ビースト”ぶりまで公開。なんと、日本人のカノジョに教え込まれた“変態プレー”に病み付き状態だという。

 今でこそベテラン格闘家として、生きのいい若手相手に「俺様を乗り越えてみやがれ!」的な存在として、マットに君臨しているサップだが、2002年に日本でデビューした当時は、それはすさまじかった。ダイナミックすぎるファイト、風貌とは相反する愛くるしいキャラクターで一躍、超人気者となり、日本中にビーストブームが巻き起こった。

 そのころだ。リングを下りても女優やタレントたちとの熱愛が話題となった。当時名前が挙がったのは、原沙知絵、いとうまい子、叶美香の3人だろう。

 サップは「誰とも付き合ってないよ。お茶したり、カラオケに行ったりしただけ。その時もみんなマネジャーが付いていた。原沙知絵さんと食事した時も、10人ぐらいマネジャーみたいな人が付いていた。終わりには、周りが絶対に『番号交換しちゃダメ』って言っていた。今までの中で、一番不思議なデートだったよ(苦笑)」

 もちろん日本の滞在時間が長いサップに、日本人の彼女がいたこともある。その中の一人にとんでもないことを教え込まれ、今ではすっかりハマってしまったという。それはよりにもよって、放尿Mプレーだ。女性におしっこを“浴びせられる”ことが、快感になってしまったというのだ。

「(女性関係で)自分の中で最も印象深いのは、女性に顔中におしっこをかけられること。それだけだよ。日本で学んだんだ。感想? グレート! アメージング! 日本ってセックスに関して、なんてフリーな世界だと思った。他にも『チンチンデンシャ』とか『ノドチンコ』とか、際どいワードが普通に使われている。これもアメリカではありえない」

 こんな気さくなサップだが、ご存じの通り、リング内では大きなトラブルに巻き込まれていた。

 06年、サップは主戦場として戦っていたK―1との関係が険悪化していた。それが表面化したのは5月にオランダで行われたアーネスト・ホーストの引退試合の相手を直前になってボイコットした“事件”だ。そして10年の大みそか、鈴川真一との対戦を直前に拒否したことで、関係は断絶となった。

 一時はサップの戦意喪失や敵前逃亡などと伝えられたが、サップによればどちらも契約がまともに結ばれておらず、約束したファイトマネーの振り込みもなかったという。結局、K―1はサップ以外にもファイトマネー未払い問題が頻出し、資金繰りが悪化したため運営会社が破産している。

 22日に発売されたサップの自著「野獣の怒り」(双葉社)の中で、当時のK―1の運営会社・FEGの谷川貞治社長を徹底糾弾しているサップは胸中をこう明かす。

「真相を伝えたかった。俺が逃げたというのはおかしい。ファイトマネーを日本人には先に払っているのかなと思ったら、逆に外国人選手に先に払っていて、日本人には全然払っていなかった。クレージーだよ! K―1に呼ばれて、人生が大きく変わった。当初K―1は自分の親みたいな感じだったのに、その親が急に牢獄に入って『世界で一番悪いヤツだったんだよ』って言われたような感じ。裏切られた気分だったよ」

 1年半後には40歳を迎える。サップはこのタイミングを「引退の時期」とすでに決めている。リタイア後は、大好きなペットの世話と日本語習得を目標に掲げたが、最も力を入れたいことは格闘家たちへの支援だという。サップは現在すでに、後遺症などで生活に困っている元格闘家たちへの支援を行っている。

「K―1で戦ってきたファイターとして、引退後に困ったファイターの面倒を見る責任があるんじゃないかなと思っていて、そういう活動を頑張っている」

 自著の中では誰も知らなかったビーストの“本性”が、克明につづられている。