【ロシア・ニジニタギル2日(日本時間3日)発】ノルディックスキー・ジャンプ男子のW杯個人第5戦(HS134メートル)で、小林陵侑(22=土屋ホーム)が132・5メートル、133・5メートルの合計273・1点で、今季3勝目を挙げた。

 小林陵は5戦連続の表彰台。レジェンド・葛西紀明(46=土屋ホーム)の愛弟子は「いいジャンプができて幸せです」と謙虚に喜びを語った。

 2月の平昌五輪前に調子を上げてはいたものの、完全に覚醒した日本の若武者を国際スキー連盟(FIS)公式サイトは「打ち負かすことはできない」と称賛。

「22歳の小林陵侑が引き続き、冬の王者だ。ニジニタギルでの2戦目は快勝で誰がベストなのか疑いようはなかった」と強調した。