スノーボード・ハーフパイプ男子の平野歩夢(木下グループ)が30日、インスタグラムを更新。29日に二十歳の誕生日を迎えたことを報告した。

 平野は「沢山のメッセージありがとうございます 全ての人に感謝です」と祝福メッセージを寄せたファンに感謝の言葉をつづった。

 そして「どこまで行くのか、どこまで行けるのか、どこまで続くのか、そうやって自分に悩みを与えてくれる日々日常の有り難み、見える事より見えない事、だからこそ見えない自分に向き合う、そこに刺激受けて、地道な努力で、時代は必ず変わる、これまでこれだけをベースにしてきたから、そこから一歩ずつ自分にしかない足場を踏んで行く歳になりそうです」と二十歳の誓いを立てた。

 2月の平昌五輪で2大会連続の銀メダルを獲得した平野は13日、新種目のスケートボードで2020年東京五輪を目指すことを表明した。ハーフパイプ五輪3冠で宿敵のショーン・ホワイト(32=米国)との再戦へ、一気に期待が高まった。

 ただ、同じ横乗り系スポーツとはいえ、その中身は全くの別物。厳しい道になることを覚悟しての「挑戦」となる。平野は「生まれてこれて幸せです!」と前を向き、立ちはだかる壁を一つひとつクリアしていく決意を示した。