車いすバスケ金メダルのパトリック・アンダーソン 東京でも頂点目指す

2018年10月16日 21時38分

国枝慎吾(左)とパトリック・アンダーソン

 車いすバスケットボールのカナダ代表でレジェンドプレーヤーのパトリック・アンダーソン選手(39)、日本車いすテニスのレジェンド、国枝慎吾選手(34)らが16日、都内で行われたパラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ「WHO I AM」シーズン3(25日からWOWOWで放送開始)のトークセッションに参加した。

 アンダーソン選手は9歳の時に飲酒運転の車にはねられ、両足のヒザから下を失い、その後、車いすバスケと出合った。プレーヤーとしては、カナダ代表を2000年シドニー大会、04年アテネ大会、12年ロンドン大会で金メダル、08年北京大会で銀メダルに導き、車いすバスケ界の「マイケル・ジョーダン」とも称される。「WHO I AM」シーズン3にも出演している。

 トークセッションの司会は元プロテニスプレーヤーの松岡修造氏が務め、車いすバスケ日本代表の豊島英(あきら)選手も参加した。実は同ドキュメンタリーにアンダーソン選手を推薦したのは国枝選手だという。

「番組関係者に相談された時に、僕はパトリックの番組がぜひ見たいと。彼は抜群の競技力で、僕はバスケの試合よりも彼のプレーだけを目で追うようになってました。どの車いすプレーヤーよりも、車いすと仲良し。彼のチェアワークはまねできない。空を飛んでいるように見えます」

 これにアンダーソン選手は「ホッケーをやってきたので滑走する感覚があるのかもしれません。カナダの小さな街で育ち、起伏のある道で一生懸命、友達を追いかけたのが、うまくなった理由の一つです」と明かした。

 2020年東京大会については「いい舞台が整った。この舞台で世界を驚かせてやりたい。金メダルを目指します」と宣言。アンダーソン選手に呼応するように国枝選手も活躍を誓った。