高木中日“落合色”を完全排除

2013年03月04日 16時00分

 中日・高木守道監督(71)が“落合色”を完全に一掃する。

 

 就任2年目の沖縄キャンプでは、まず落合前監督の象徴とも言えるキャンプでの「6勤1休」の日程をやめ「5勤1休」を採用したが、これだけで終わらなかった。「たまには真っさらなマウンドで」と落合前監督の発案で2006年から守護神・岩瀬をナゴヤドームでのオープン戦開幕に先発させてきた恒例行事も今年はなかった。

 

 さらにオレ流式の「ベテラン特権」もはく奪することになった。「レギュラー至上主義」だった落合前監督は谷繁、和田、井端、荒木などの主力クラスに関しては故障の危険がともなう地方球場の試合などにはあえて連れて行かず、名古屋に居残って調整させたが、老将は今年からそれを180度転換。「あまりベテラン、ベテランいうことで大事をとってやるより若手と一緒に精いっぱいやった方が結果が出る」とベテラン選手も基本的にすべてのオープン戦に出場させることにした。

 

 老将がここまでするのも今年は“モリミチカラー”を全面に打ち出して勝負しようと決めているからだ。「昨年は常勝軍団を引き継いだことで前政権の方法を受け継ごうとしすぎた。遠慮があった。それが失敗だった。今年は(監督の契約)最後の年でもあるから徹底的に自分のやり方でやろうと思っているんだろう」(球団幹部)

 

 今キャンプではプロ野球人生で初めて奈津子夫人を沖縄に招待した高木監督。そんなところにも今年に賭ける決意が感じられる。