塚原光男副会長&智恵子女子強化本部長を職務一時停止

2018年09月10日 18時38分

塚原光男副会長と塚原千恵子女子強化本部長の職務一時停止を発表する日本体操協会幹部

 日本体操協会は10日、都内で会見し、塚原光男副会長(70)と塚原千恵子女子強化本部長(71)を、第三者委員会の調査が終わるまで職務を一時停止にすると発表した。午後3時から開いた臨時理事会で決めた。

 塚原夫妻のパワハラを巡っては、7日に設立した第三者委が調査をスタート。ただ、10月25日開幕の世界選手権(カタール・ドーハ)には報告が間に合わない可能性が高まったため、暫定的な対応となった。

「パワハラの事実確認ができない状況ではありますが、世界選手権をチームで戦い抜く日本代表候補選手、そしてその指導者、練習環境を考慮し、導いた結論」(山本宜史専務理事)

 また、第三者委の岩井重一委員長が朝日生命が株主に名を連ねるブロードリンク社の顧問弁護士を務めていることが、波紋を広げていた(10日付で辞任)。この日午前には、リオ五輪代表・宮川紗江(19)の代理人の山口政貴弁護士が第三者委のメンバー一新を求める異議申し立てを行っていたが、協会はこれを拒否。「利害関係のない中立な先生。報告書をきちっと出していただく」(山本氏)

 具志堅幸司副会長(61)は塚原夫妻の“仮処分”について「こんなに騒がした状況の中で現場がスムーズにいくのだろうか。これだけの騒ぎになったのだから継続というのはありえない」と主張した。

 世界選手権で千恵子氏の代役は、立てるかどうかも含めて検討していくという。