【体操パワハラ問題】塚原夫妻がテレビに次々出演し胸中語る「黒幕がいる」

2018年09月10日 16時30分

塚原副会長(右)と千恵子氏

 体操のリオデジャネイロ五輪女子代表、宮川紗江(19)へのパワハラ疑惑の渦中にある日本体操協会の塚原光男副会長(70)と千恵子女子強化本部長(71)のインタビュー映像が、9日から10日にかけて民放各番組で次々と放送された。

 塚原夫妻のインタビューは9日にフジテレビ系「Mr.サンデー」が放送。千恵子氏は問題発覚後、一部の取材に対して以外は沈黙し続けていたが、「もう言われたい放題で。女帝だとか。ちゃんとしゃべらないといけないと思った」と取材を受けた理由を説明。「暴力から始まって、パワハラになって引き抜きになった。私たちは(宮川を指導した速見佑斗氏の)暴力(問題への対処)だけやったのに、何でこういう展開になるのか」と続けた。

 また、塚原副会長は体操界の権力闘争についても言及し「時代、時代にある」とし「黒幕がいる」とも指摘。塚原夫妻はともに日体大の出身だが、朝日生命体操クラブの設立で「外に出て、日体大をやっつけてしまった。私たちは日体大と仲良くない」と断言した。

 さらに日体大の学長を務めるロサンゼルス五輪金メダルの具志堅幸司・協会副会長(61)が会見した際に「18歳はうそつかない」「速見コーチを早く戻せるように」「協会の膿を出さないといけない」と発言したことにも不快感を示した。

 夫妻のインタビューは10日朝のフジテレビ系情報番組でも繰り返し放送され、千恵子氏が宮川に言ったとされる「私なら100倍うまく教えられる」発言や、朝日生命クラブへの引き抜き工作を改めて否定。東京五輪への体操界結束を訴えた千恵子氏は、自分たちが騒ぎの原因になって体操界が現在のようになっていると言われたら「いくらでも身を引きます」とも口にした。

 10日朝はTBS系「ビビット」も「初告白 カメラの前で100分」として千恵子氏に焦点をあてたインタビューを放送。2日に発表したコメントで宮川に全面謝罪した塚原夫妻だが、自身の主張は続けている。