【全日本自転車選手権】深谷知広がスプリントで初優勝

2018年09月09日 19時37分

スプリント初優勝の深谷知広(中)。左は2位の渡辺一成、右は3位の新田祐大

「第87回全日本自転車競技選手権大会トラック・レース」は9日、静岡県の伊豆ベロドロームで最終日を行った。男子スプリントは深谷知広(28=JPCA)が、前日のケイリンで優勝した渡辺一成(35=JPCA)との決勝を制し同種目初優勝を飾った。

 予選の200メートルフライングタイムトライアルで9秒839の大会新記録をマークした深谷が、決勝でもそのスピードを見せつけ1本目を差し切りで先取。2本目は残り2周半で渡辺の隙を突いてスパートし、そのまま押し切って優勝を決めた。

 深谷は「今回はスプリントにかけていたので、優勝できて良かった。予選の9秒839も250バンクでは自己記録だったし」と満足げな表情。決勝の意表を突く走りも「作戦の一つ。隙があれば行こうと思っていた」と振り返った。

 ナショナルチームに復帰後、いよいよエンジンがかかってきた深谷だが「世界で戦っていくにはまだ全体的にパワー、スピード、テクニックと足りない」。

 東京五輪まで2年を切り、来月からは五輪出場をかけたワールドカップシリーズが始まる。日本代表として悲願のメダル獲得に向け、大きな期待がかかってくる。