日本ボクシング連盟新会長に「再興する会」メンバーの内田貞信氏 山根派は一掃

2018年09月08日 19時46分

会見した内田貞信新会長(右)と戸田裕典顧問

 アマチュアボクシングを統括する日本ボクシング連盟は8日に都内で臨時の総会と理事会を行い、助成金の不正流用などで辞任した山根明前会長(78)の後任に、宮崎県ボクシング連盟会長の内田貞信氏(45)を選出した。新理事の選出も行い、いわゆる「山根派」が一掃されたことも明らかになった。

 会見した内田新会長は、今後の組織運営について「選手ファーストで、透明性のある団体にして、公益法人化を目指したい」と語った。また、山根体制化では断絶状態だったプロとの関係についても改善を目指し、すでに日本プロボクシング協会の渡辺均会長(68)と非公式に接触。今後は正式に協議を行い、五輪予選にプロボクサーの参加を認めたり、指導者の交流が可能になる方向に進む見込みだ。

 ジュニア世代でプロ主催の大会に出場すると、高校総体への出場が不可能になるルールも撤廃することを明言した。

 連盟の事務局についても、これまでは山根前会長の地元・大阪に置かれていたのを、早急に東京に移すという。

 山根体制の崩壊は、内田新会長もメンバーだった「日本ボクシングを再興する会」の告発がきっかけだった。同会は山根会長がボクシングに関わる全ての役職から辞任したことと、この日の新体制発足で目的を達成したとして、解散することも明らかになった。