【体操パワハラ】協会がスポーツ庁に謝罪と事情説明 調査結果出るまで千恵子氏は続投

2018年09月03日 14時01分

 日本体操協会は3日、山本宜史専務理事、渡辺栄事務局長が都内のスポーツ庁を訪れ、暴力・パワハラ騒動の謝罪と事情説明を行った。
 
 速見佑斗コーチ(34)によるリオ五輪女子代表の宮川紗江(18)への暴力、そして宮川に対する塚原千恵子女子強化本部長(71)、塚原光男副会長(70)のパワハラ問題について斎藤福栄スポーツ総括官ら3人と約40分にわたり、話し合いを持った。

 終了後、報道陣の取材に応じた山本専務理事は今週中の第三者委員会立ち上げへ「詰めていく最中」と話した。

 一方で、第三者委の調査結果が出るまでは千恵子氏を続投させる方針も示した。

「今のところ、そういう形で考えております」

 千恵子氏は世界選手権(10~11月、カタール)に向け、8月27日から都内で始まった代表合宿の一部を欠席。また、第三者委の調査はメンバーが決まってから最終報告まで2週間程度時間がかかる見込みだ。被害を受けた宮川が世界選手権出場を辞退し、連日のマイナス報道で「(他の)選手の精神状態もよくない」(山本専務理事)と認める中で不可解な“残留要請”となる。

 また、塚原夫妻が一転して宮川に直接謝罪したい意思を文書で表したことには「この前、出された部分(反論など)というのを、個人的に自分の感情で言われたということを書かれていたので、そこの部分は反省されてらっしゃるのかなと思いました」と受け止めた。

 そして、協会が仲介者として両者に対面の場を用意するかを問われると「協会としては宮川さん本人が受けたとしても、とりあえずは第三委員会の結論を待って、その間に話が合意して『じゃあ、お話ししましょう』という話になれば、そういうことも検討していかないといけない」と前向きに反応した。