G川口コーチ「大胆優勝宣言」の根拠

2012年05月17日 12時00分

 巨人が大胆な「星勘定」だ。リーグ優勝の大きなポイントを交流戦と定めた川口和久投手総合コーチ(52)は「目標はもちろん優勝」と明言。〝V宣言〟の裏には川口コーチなりの計算があるというのだが——。


 川口コーチは「杉内が(交流戦の)主役になることは間違いない。24試合で、どう貯金するか。セ・リーグは交流戦で崩れるチームがあるし、勝てるローテを作る」と並々ならぬ意気込みを口にした。川口コーチは本紙に、こうも明かした。

「目標は、もちろん優勝。気持ちは20勝4敗くらいはしてほしいが、現実的なところで15勝9敗してくれれば。左の杉内、右の澤村を中心に回ってくれれば、このラインにはいける」。

昨年10勝13敗1分けに終わったとは思えない、強気な星勘定だ。

 パ・リーグを知り尽くした杉内と昨年最多勝のホールトンの加入はもちろん、4戦全敗したソフトバンク戦で先発した和田や、ダルビッシュ、負傷中の楽天・田中など、エース級がことごとくいない事情もある。それを踏まえて川口コーチは、杉内と澤村で9勝3敗、内海と2年目の宮国の2人で6勝6敗と設定している。さらにホールトンを、登板間隔を調整する〝谷間〟に投入することも考えれば、15勝9敗以上の成績を挙げることも不可能ではないとの読みだ。

 川口コーチは「交流戦が勝負。戦い方次第では(リーグ)首位まであり得る」とにらむ。果たして読み通りになってくれるのか、それとも〝絵に描いた餅〟に終わってしまうのか。