【アジア大会】日本混合チーム好発進!初採用「ブリッジ」に出場した73歳選手の感想

2018年08月22日 16時30分

 インドネシアで開催中のジャカルタ・アジア大会で21日、初採用されたトランプを使った頭脳ゲーム「ブリッジ」がスタート。選手は仕切りで区切られた四角形のテーブルを4人で囲んで座り、真剣な表情で手札を見つめた。監督らは別の部屋のモニターで経過を見守った。

 混合団体の日本は1次リーグ3試合を終えてトップに立った。1次リーグは出場8チームが2回戦総当たりで争い、上位4チームが勝ち進む。男子団体は日本が1次リーグ3試合を終えて7位。この種目は14チームが1回戦総当たりの1次リーグを行い、4強が勝ち抜ける。

 混合団体は開催国の強豪インドネシアなどと対戦して得点を積み重ね、合計40・61で2位ヨルダンの33・01に大差をつける好発進となった。原田裕己コーチは「すごくよい風が吹いている」と満足そうに話す。

 4年に1度の「アジア版オリンピック」と言われるアジア大会では、非五輪競技も数多く実施される。今回、公開競技として採用された対戦型ゲーム「eスポーツ」とともに異色なのが、世界に約1億人の愛好者がいるとされるブリッジだ。

 ブリッジでは、カードはエースが最も強く、2が一番弱い。ジョーカーは使わない。社交の場で楽しまれ、欧米を中心にインドネシアでも盛ん。日本の競技人口は約20万人とされ、教育的な価値を認められて大学の授業にもなっている。

 アジア大会では2010年の中国・広州大会でチェス競技の1種目として囲碁が行われ、今年国民栄誉賞を受賞した7冠独占の井山裕太らプロが参加し、日の丸をつけて男子団体で銅メダルを獲得している。

 そしてジャカルタ大会にはブリッジが登場。日本代表の混合団体には、日本選手団で最年長となる73歳の中尾共栄も出場し「初採用だからこそ参加を決意した」と力を込めて語った。「冷房が強い会場で寒かったが脚にストールを巻いて対策し集中できた。選手村に期待していたが食事は飽きてしまうかもしれない。やっぱり家が快適だ」とも。

 メンバーの中心が50代の混合団体。このまま突っ走るのか。

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