日本ボクシングを再興する会「どう判断すればいいのか」山根会長の辞任表明に戸惑い

2018年08月08日 16時53分

 日本ボクシング連盟の山根明会長(78)の不正やパワハラ問題を告発した「日本ボクシングを再興する会」が8日午後2時過ぎから、東京・霞が関の弁護士会館で記者会見を行った。

 直前の午後0時30分からは山根会長が大阪で会見し、辞任を表明した。

 再興する会としては、最大の目標を達成したようにも見えるが「『辞任』とおっしゃったけど、中身がはっきりしない。私どもとしても、どう判断すればいいのか戸惑っています」(鶴木良夫代表)と会長職のみを辞して連盟には「会員」として残るのか、連盟から完全に離れることになるのかが不透明な点を指摘。今後も情報収集して、どのように対処するかは「再興する会」のメンバーで話し合うとした。

 会見では、審判不正の新証拠として、山根会長本人の肉声とされるテープを公開。いわゆる「奈良判定」を指示している様子を示した。また「新たな疑惑」として、海外遠征や合宿時に支払われる「チーム経費」や「オリンピック慰労金」の運用の不透明さも示された。

 こうした点を挙げた上で「再興する会」は改めて山根会長の日本連盟からの除名と、現職の全理事の解任を求めるとした。

 その上で「新体制」をどうするかについては「全国津々浦々に(新会長候補の)人材は豊富にいると思います。47都道府県連盟の意見を集約して決めたいと思う」(鶴木代表)との方針を明らかにした。