【テニス】全仏OP女子複準Vのエリマコペア 東京五輪は“白紙”

2018年06月13日 12時00分

全仏準Vの銀皿を手に笑顔の穂積絵莉(右)と二宮真琴

 テニスの全仏オープン女子ダブルスで準優勝の“エリマコ”こと穂積絵莉(24)、二宮真琴(24=ともに橋本総業)が12日、羽田空港に帰国した。

 日本人同士のペアでは4大大会初の決勝進出となったが、喜びと悔しさは半々。「史上初の記録をつくれたことはすごい自信になりました」(穂積)、「すごくうれしいんですけど、あそこまでいったら優勝したかった」(二宮)と振り返った。

 2020年東京五輪に向け、一躍メダル候補として期待を集める一方、不透明なのがペアの今後だ。当初、全仏でペアを組む予定はなく、二宮のパートナーの負傷で急きょ、結成された。ウィンブルドン選手権(7月2日開幕、ロンドン)も互いに別のパートナーと挑むが、穂積はエリマコの継続について「この先の話はしていない」と改めて“白紙”を強調した。

 では、東京五輪で再結成するための条件とは何なのか。テニス関係者は「いろんな人と組んでみて誰と誰がいいか本人たちも探っている。ペアリングは相手によっても、サーフェス(コートの表面)によっても変わる」と指摘する。

 例えば全仏のサーフェスはクレー(赤土)だが、東京はハードコートで行われる。穂積は4大大会優勝の可能性が最も高い大会について問われ、2017年にベスト4入りした全豪オープンを挙げた。その時のパートナーは加藤未唯(23=ザイマックス)だった。一方、二宮も加藤とはペアを組み「どっちもいいところあるので、どっちも組みたいというのはあります。悩ましいです」。

 目指す方向は変わらない。しかし、東京で最高の結果を出すために互いの相性を見極める時間がもう少し必要だ。