日大学長が声明文 関東学生連盟の裁定に「真摯に受け止め」「誠実に対応」

2018年05月30日 19時10分

大塚吉兵衛学長

 アメリカンフットボールの定期戦で日本大学の選手が関西学院大学の選手に悪質タックルを仕掛けた問題で、関東学生連盟から反則を指示したと認定された内田正人前監督(62)らが「除名」などの処分を受けた日大の大塚吉兵衛学長(73)が30日、「日本大学の今後に向けて」と題した声明文を発表した。

 冒頭で「本学の教学責任者として、あらためて被害選手及び保護者並びに関西学院大学アメリカンフットボール部の関係者の皆様に、深くお詫び申し上げます」と謝罪。

 その上で、関東学生連盟から条件付きで2018年シーズン終了までの「出場資格停止」処分を受けたアメリカンフットボール部の選手一同が前日に発表した声明文にある「部の指導体制も含め生まれ変わったと皆さまに認めていただいた時には、私たちが心から愛するアメリカンフットポールを他のチームの仲間とともにプレーできる機会を、お許しいただければ」との文言を引き合いに出し「本学としましては、同連盟の裁定を真摯に受け止め、本学アメリカンフットボール部選手たちの気持ちを無にしないよう、誠実に対応いたします。また、本学学生である当該選手が今後の学生生活を充実したものにできるよう支援いたします」と表明した。

 さらに「あらためて本学の教学責任者として、アメリカンフットボール部のみならず、本学運動部組織のあり方とこのような事案の再発防止に向けて、早急に本学全体の問題として取り組んでまいります。学内の教職員はもとより、大学の主役である学生のほか、関係するすべての方々とともに日本大学の未来を創っていけるよう改革を実行してまいります」と再発防止と大学の改革を約束している。