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6大関 最悪のクンロク危機


 日本相撲協会の横綱審議委員会が早くも〝最悪のシナリオ〟を危惧している。大相撲夏場所は史上最多の6大関が群雄割拠。誰が抜け出すのかが、土俵上の最大の関心事だ。ところが、かねて新横綱の誕生を待望している横審は6大関の状況を全く歓迎していない。

 鶴田卓彦委員長(84=元日本経済新聞社社長)は「大関ばかりが6人もいてどうするんだ。(大関同士が)星の潰し合いをしたらどうなるのかと心配してるんだよ。横綱になるには(2場所連続で)13勝以上の成績は残さないといけない。全員が9勝6敗とかだったら『何だ、大関は』ということになる。そうなったら、いつまでたっても横綱にはできない」。

 元横綱朝青龍(31)が2010年初場所を最後に引退して以来、2年以上にわたって白鵬(27=宮城野)の一人横綱の状況が続く。それだけに、横審委員は「新横綱誕生が相撲を活性化させる」との意見で一致。一刻も早い2人目の横綱を望んでいる。綱取りの条件となる「2場所連続優勝」の足かせとなりかねない大関の乱立は、マイナス材料というわけだ。

 その上で、鶴田委員長は「6人のうち、1人か2人は『同じ大関でも、あいつは違う』という者が出てこないとダメだ」と注文をつけたが…。

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